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この記事でわかること
- 浮気調査でGPSを使うことの法的リスク
- 違法になるケースと合法なケースの違い
- GPSで得た情報は証拠として認められるか
- GPS以外の正しい調査方法
- 探偵はGPSをどう使っているのか

「GPSを車に付ければ、浮気相手と会っている場所がわかるのでは?」──その発想は自然ですが、やり方を間違えるとストーカー規制法違反で逮捕される可能性があります。法的なリスクを正しく理解してください。
浮気調査でGPSを使うことは、ネットでもよく紹介されている方法です。しかし、2021年のストーカー規制法改正により、GPS機器を使った監視行為は明確に規制対象になりました。
この記事では、GPSの使用がどこまで合法で、どこからが違法になるのかを具体的に解説します。
GPSの使用が違法になるケース
2021年の法改正以降、以下の行為はストーカー規制法違反に該当する可能性があります。
ケース1:相手の車にGPS端末を無断で設置する
これは最も典型的な違法ケースです。ストーカー規制法第2条第1項第7号に定める「見張り」行為、または同第8号の「GPS機器等を用いた位置情報の取得」に該当します。
たとえ夫婦であっても、相手に無断でGPS端末を車に取り付ける行為は違法です。
ケース2:相手のスマホにGPSアプリを無断でインストールする
- 不正指令電磁的記録に関する罪(ウイルス罪)に該当する可能性
- 不正アクセス禁止法違反の可能性
- プライバシーの侵害として民事上の損害賠償責任
ケース3:AirTagなどの追跡デバイスを持ち物に忍ばせる
AirTagやTileなどの小型追跡デバイスをカバンや衣服に忍ばせる行為も、ストーカー規制法の「位置情報の無承諾取得」に該当する可能性があります。
GPSの使用がグレーゾーンのケース
以下のケースは、直ちに違法とは言えませんが、状況によっては問題になる可能性があります。
自分名義の車にGPSを設置する場合
車の名義人が自分であれば、自分の財産を管理するためにGPSを設置すること自体は違法ではありません。ただし、その目的が「相手の行動を監視すること」であれば、ストーカー規制法の趣旨に反する可能性があります。
共有名義の車の場合
夫婦共有の車にGPSを設置する場合はさらにグレーゾーンです。「自分の財産を管理するため」という主張が通るかどうかは、個別の状況によります。
GPSで得た情報は裁判で使えるか
違法に収集した証拠は、裁判で採用されない可能性が高いです。
| 証拠の取得方法 | 裁判での扱い |
|---|---|
| 探偵が合法的に取得したGPS位置情報 | 補強証拠として採用される可能性あり |
| 個人が無断で設置したGPSの記録 | 違法収集証拠として排除される可能性あり |
| GPS位置情報+ホテル出入り写真 | 写真が主証拠、GPSは補強証拠 |
| GPS位置情報のみ(他に証拠なし) | 不貞行為の証明としては不十分 |
重要なのは、GPSの位置情報だけでは浮気の決定的な証拠にはならないということです。「ラブホテルの近くにいた」ことはわかっても、「ラブホテルに入った」ことは証明できません。
GPS以外の正しい調査方法
GPSに頼らずに浮気の証拠を集める方法は複数あります。
自分でできる方法
- 車の走行距離チェック(出発前と帰宅後のオドメーターを撮影)
- クレジットカード明細の確認(Web明細のスクリーンショット)
- 行動パターンの記録(帰宅時間・外出理由を2週間記録)
- レシート・領収書のチェック
自分でできる調査方法の詳細は浮気調査を自分でやる方法と限界をご覧ください。
探偵に依頼する方法
探偵は法律の範囲内で、以下のような方法で調査を行います。
- 尾行による行動確認(探偵業法に基づく合法的な調査)
- 張り込みによるホテル出入りの撮影
- 公開情報の調査(SNS・登記簿など)
探偵はGPSをどう使っているのか
探偵事務所がGPSを使用する場合、法律に抵触しない方法で運用します。
- 依頼者名義の車にのみGPSを設置する(依頼者の同意のもと)
- GPSはあくまで「尾行の効率化ツール」として使用し、証拠写真の撮影が主目的
- GPSの位置情報単独を証拠として提出しない
探偵が使うGPSは「対象者がどこにいるかを把握し、効率的に尾行するため」のツールです。GPSの記録が証拠になるのではなく、GPSで場所を特定した上で撮影した写真が証拠になります。
探偵の調査費用については浮気調査の費用相場をご確認ください。
よくある質問
夫婦でもGPSの設置は違法ですか?
はい、2021年のストーカー規制法改正により、夫婦間であっても相手に無断でGPS端末を設置する行為は違法となる可能性があります。「夫婦だから許される」という認識は通用しません。
iPhoneの「探す」機能で相手の位置を確認するのは違法ですか?
相手が位置情報の共有を自らONにしている場合は問題ありません。ただし、相手のApple IDにログインして無断で「探す」機能を有効にした場合は、不正アクセス禁止法に抵触する可能性があります。
Googleマップのタイムラインを見るのは違法ですか?
相手のスマホのロックを解除して閲覧した場合は不正アクセスに該当する可能性があります。共有PCでGoogleアカウントにログインしたまま閲覧できた場合はグレーゾーンですが、証拠としての信頼性も低くなります。
GPS端末はどこで購入できますか?
Amazonや楽天で小型GPS端末は購入できますが、個人が浮気調査目的で使用することは法的リスクが高いためおすすめしません。調査が必要な場合は探偵事務所に相談してください。
GPSで浮気相手の自宅を特定できますか?
GPSの精度にもよりますが、特定できる場合はあります。ただし、違法に設置したGPSで得た情報をもとに行動すること自体がリスクになります。浮気相手の特定は探偵や弁護士に依頼するのが安全です。
プロに依頼する場合の相談先
- みらい探偵社:浮気調査専門。明瞭会計・弁護士紹介あり(一都三県対応)

- 街角相談所 -探偵-:複数の探偵事務所を無料で比較・紹介してくれるマッチングサービス(全国対応)

- 原一探偵事務所:創業50年以上の老舗。全国18拠点。実績12万件超(全国対応)

まとめ|GPSに頼らず、合法的な方法で証拠を集める
この記事のまとめ
- 2021年の法改正以降、GPS端末の無断設置はストーカー規制法違反になる可能性がある
- 夫婦間であっても「無断での位置情報取得」は違法
- GPSの位置情報だけでは浮気の決定的な証拠にはならない
- 違法に収集した証拠は裁判で採用されないリスクがある
- GPS以外にも合法的な調査方法は複数ある
- 探偵は法律の範囲内でGPSを効率化ツールとして使用している
GPSを使いたくなる気持ちは理解できます。しかし、違法な方法で得た情報は証拠にならないだけでなく、あなたが訴えられるリスクを生みます。正しい方法で証拠を集めることが、結果的に最も確実な道です。

